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のだめカンタービレ
クラシック作品辞典 第16巻

第16巻までの演奏者別もくじ

  1. ジョリヴェ:ファゴットと室内管弦楽のための協奏曲
  2. (バッハの曲)
  3. ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
  4. ニールセン:交響曲第4番「不滅」 op.29
  5. グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
  6. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 op.35
  7. メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 op.90(未確定)
  8. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

 ジョリヴェ:ファゴットと室内管弦楽のための協奏曲

[Lesson89] マルレ・オケのファゴットのオーディションの課題曲。

第6巻参照。やっぱり手元の辞典には解説が載ってない・・・。


 (バッハの曲)

[Lesson89] マルレ・オケの演奏会プログラムの草案に載っていた曲。

千秋が驚いたこの選曲は、マルレ・オケの第2391回定期演奏会で実現しました。


 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲

[Lesson91,92,94] 千秋指揮、マルレ・オケ第2390回定期演奏会の1曲目。

ロッシーニは生涯で約40曲ものオペラを作曲した、イタリアの大作曲家です。「ウィリアム・テル」はロッシーニが37歳で作曲した最後の歌劇で、それ以後はオペラ界から引退し、以後40年間は宗教曲や小品だけを作りました。ロッシーニは現在ではオペラそのものというよりも、序曲のみを取り上げて演奏されることが多く、「ウィリアム・テル」序曲もCDでは「ロッシーニ:序曲集」とか「イタリアオペラ序曲集」といった序曲集に入っているのが一般的です。


 ニールセン:交響曲第4番「不滅」 op.29

[Lesson92,93,94] 千秋指揮、マルレ・オケ第2390回定期演奏会のメイン曲。

ニールセンはデンマークを代表する作曲家です。あらゆるジャンルの曲を書きましたが、現在では特に交響曲作家として知られています。6曲ある交響曲の中では第4番「不滅」が最も有名です。楽章は4つに分かれていますが、それぞれ楽想的に連結していて連続して演奏される、単一楽章の形をとっています。第1次世界大戦の苛烈な状況の中で、生命の不滅の力を再現しています。


 グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

[Lesson94] ドナデュウ指揮、デジャン・オケの演奏会の1曲目。

グリンカはロシア音楽の祖と言われた作曲家です。イタリア・オペラが主流だった19世紀前半のロシアにおいて、真のロシア民族的な音楽の道を開き、後の「ロシア五人組」やチャイコフスキー等に指針を与えました。という偉い人なのですが、有名な曲となると歌劇「スルランとリュドミラ」、それも序曲ぐらいしか思い浮かびません。そんなわけでCDを探す時は「ロシア名曲集」とか「名序曲集」みたいなオムニバスを探すのが効率的です。


 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 op.35

[Lesson94] ドナデュウ指揮、デジャン・オケの演奏会の2曲目。

第11巻参照。


 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 op.90(未確定)

[Lesson94] ドナデュウ指揮、デジャン・オケの演奏会のメイン曲。

第1巻も参照のこと。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴いた後に「このあとも『イタリア』なだけに……」と言っています。オーケストラのメインで演奏する曲で「イタリア」という条件(しかも派手)となると、メンデルスゾーンの「イタリア」で決まりでしょう。イタリア旅行での印象をもとに作曲された明るい曲です(派手です!)。第4楽章はイタリア舞曲のサルタレット調になっています。


 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

[Lesson94] 千秋指揮、マルレ・オケ第2390回定期演奏会の2曲目。

第12巻参照。


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のだめカンタービレ クラシック作品辞典 (http://nodame.moo21.com)